
「お前にも教えてやるよ……人妻の落とし方を――」塾講師として働き始めた慎(しん)。
幼馴染の靖也(せいや)のコネでようやく掴んだ仕事だったが、スター講師としてチヤホヤされる靖也と、自分との圧倒的な格差に、胸の奥でずっと燻っていた劣等感。
イケメンで女たらし、女性保護者からの人気も抜群。
一方の慎は、童貞のまま、誰からも必要とされていないような日々を送っていた。
そんなある夜、教室の片隅で目撃してしまった。
靖也が、塾生の母親と絡み合う、息を潜めた熱い光景を。
「黙っててくれるなら……特別に教えてやるよ」
口止め料として差し出されたのは、一人の人妻。
柔らかく熟れた身体、恥じらいながらも求めに応じる吐息。
初めて知った、禁断の快楽と、人妻を抱く背徳の甘さ。
慎の日常は、一瞬で色づき、変わってしまった。
唯一の家族――義理の母親・美羽(みう)に、そんなことを打ち明けられるはずがない。
彼女はいつも優しく、慎を本当の息子のように大切にしてくれる。
でも、実は美羽自身にも、誰にも言えない秘密があった――。
靖也の影が、慎の母親にまで忍び寄っていること。
そして、慎が手を出した人妻たちと、美羽の意外な繋がり……。
知ってはいけない欲望が、次々と絡み合い、暴かれていく。
母と息子、幼馴染、保護者たち。
誰もが抱える秘密が、静かに、しかし確実に崩壊の序曲を奏で始める――。











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